人の能力には大差がないけれど

 人の能力面には大差がなくても、実社会の中でいかに経験をしてきたか実績を残したかというのを重視し、客観的な情報に左右される傾向があります。たいていそういうのにほだされている人間が多いから、経験や実績さえ作れば転職時にもどうにかなるところはあるでしょう。ところが、入社1年目でやめたとか、経験や実績が半端になっているととかく転職しづらくなります。転職できないことはないけれども、人に与える印象が半端になってしまって押しが利かなくなります。結局、10年この仕事をやっていますという人のほうを採用するのが企業なので、たいして能力が変わらなくても年数とか経験とか実績というのはとても大事です。

 

 言ってみればヘタくそなやつでも、その業界・企業にどっぷり浸かっている期間が長ければ長いほどその業界・企業では評価が高まります。たとえば飲食店のホールで10年やっているのと、半年だけやった人と比べて、あまり大差ないけれど、押しの強さで10年のほうをたぶん採用者は採用するでしょう。能力なんてぜんぜん関係ないけれど、やっている期間が長いことで有利になる、これだけはどうしようもないです。どんでんがえしで半年だけやった人を採用することがあるかもしれませんが。